日本の絵本

いつか あなたを わすれても

記憶という荷物を下ろし始めたさとちゃんは、ママのおかあさん。そして、わたしのおばあちゃん。おばあちゃんに忘れられてしまったママはこれまでの思い出の荷造りを始める。やがて訪れるお別れを前にして、ママからおばあちゃんへの、そしてわたしへの思いが語られる…。直木賞作家・桜木紫乃による初の絵本。中央公論文芸賞を受賞した小説『家族じまい』に登場する人々のもう一つの物語。

絵本 きっとそこにいるから

イラストレーターとして活躍中の松尾たいこが、愛犬を失った自分自身の経験をもとに、ペットを失う悲しみ、つらさと、そこから立ち上がっていくまでを美しい色彩でえがいた絵本です。
日本の美しい四季の風景と、かわいい愛犬と少女との思い出がえがかれます。
心に押し寄せる気持ちをそのまま素直にうつしとったような色彩は、大切な存在を失うつらさと悲しみに、そっとよりそってくれることでしょう。

キャンディーがとけるまで

夢がかなう不思議なキャンディーを手に入れた、ふたりの兄妹が、なりたかった殿さまと博士になって、くりひろげる楽笑絵本!
最後の1個は・・? なにがどうしてどうなったか、楽しく読んで笑えます。読み聞かせにも、1人読みにもおすすめです。

おでんしゃ

「おでん」と「電車」がくっついて日本列島を走り抜ける!  沖縄から北海道まで、行く先々では、各地の名産品が手を振って応援します。 連結に失敗した牛すじ君の運命は? 読んで、笑って、地理博士にもなれる、よくばりな爆笑知育絵本。 一緒に楽しむなら3歳から。自分で読むなら5歳から。

くりちゃんのふしぎながっき

いつも、もじもじしているうさぎの男の子、くりちゃん。元気すぎるうさぎの女の子、みかりん。 正反対なふたりの、心温まる友情物語。『りぼん』出身の漫画家、萩岩睦美の絵本デビュー作。 さがし絵クイズのおまけつき。親子で一緒に楽しんでください。3歳からの読み聞かせ絵本シリーズ、第3弾。

なんていいんだ ぼくのせかい

小さな家にうまれた子どもは、声を出し、歩き、喜び、そして突然、泣く。 けれども・・・「再生」の物語は、地球に生きるすべての大人にも子どもにも読み継がれる、心に強く残る感動の絵本。

ここが家だ
ベン・シャーンの第五福竜丸

ベン・シャーンの名画が絵本になった。 米国の国民的な画家ベン・シャーンの『石に刻む線』と、詩人アーサー・ビナードの温かく力強い言葉が、 第五福竜丸を通して、反原水爆を訴えます。子供から大人まで。読んで考え、語り合って下さい。

南極のペンギン

アフリカで出会った少年、北極のインド人…。遠い町や外国で出会った“優しい心”。高倉健が子どもたちのために綴った心暖まる絵本。

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