ぬまっち先生インタビュー:満点ゲットシリーズ せいかつプラス ちびまる子ちゃん

2019年7月『時間の使いかた』刊行記念

ぬまっち先生インタビュー「時間の使いかたで生活が変わる!」

『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』の監修者、
カリスマ小学校教師ぬまっちこと沼田晶弘先生に、
「上手な時間の使いかた」を身につけるコツを教えていただきました。
『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』の監修者、
カリスマ小学校教師ぬまっちこと沼田晶弘先生に、「上手な時間の使いかた」を身につけるコツを教えていただきました。

沼田晶弘先生

「早くしなさい」ではない声がけを

 子どもは基本的に時間を意識していません。夢中になると時間を忘れるし、つまらないとすぐに放り出す。これは大人も同じかもしれませんね。そこで大事なのは、時間を意識させること。たとえば僕のクラスでは、5分間の休み時間に音楽をかけています。音楽が終わりに近づくと子どもたちは自然に席に着くようになりました。
 また、「ちゃんと・きちんと撲滅運動」を推進している僕は、時間の使いかたでも、曖昧な言葉は避けるようにしています。「早く勉強をしなさい」「早く寝なさい」ではなく、何時までに、何をするのか。またそれを、子どもが自分で決められるようになるヒントが、この本には詰まっています。

沼田晶弘先生

「何もしない時間」を意識的につくろう

 忙しくて頑張りすぎているお母さんはとても多い。この本で僕は「何もしない時間」の大切さも伝えたいと思いました。毎日絶好調の人はいません。大人も子どもも、元気のない日があっていい。サボる時間も必要。毎日同じではなく、自分に合った、自分なりの時間の使いかたを見つけてほしいですね。

写真・佐賀章広

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