子ざるのかげぼうし
日本のアンデルセン浜田廣介の名作童話を現代画家のビジュアルで21世紀に蘇らせるシリース゛、「ひろすけ童話絵本」の3作目。
ひろすけ童話のなかでもかなり長い作品のひとつで、ユーモラスな語り口が出色。

いつもいつもつきまとい真似をする自分の影に対していらだち困り果てた子ざるが、きつねの知恵や力を借りて影退治を始めます。
縄でしばろうとしたり、穴に埋めようとしたり。けれどもどう知恵を絞っても影をつかまえることができません。そこに通りかかった犬が木の影に入るアイデアを出してくれて・・・・・・。
 
描かれた子ざるの感覚が、子どもの感覚に非常に近く、前2作の哀切感と対照的におかしみたっぷりの言葉とストーリーがストレートに子どもの共感を呼ぶ作品です。
BOOKNAVIへ
むく鳥のゆめないた赤おに子ざるのかげぼうし光の星りゅうの目のなみだ
トップメニュー

「りゅうの目のなみだ」サウンドトラック

「光の星」応援団 ミナ ペルホネン 訪問

「子ざるのかげぼうし」作画雑記

赤おに対談

作家プロフィール

(C) SHUEISHA Inc. All rights reserved.
「集英社 ひろすけ童話絵本」原画展